ゴールデン・イーグル


愛娘の住むデュッセルドルフに寄りもせず、両親が友人夫婦と4人で、スイスを旅しているので、仕方なく遠路遥々、グリンデルバルトまで行って参りました。


ドイツのドイツ語と違い、なんだか呑気でスキップしたくなるような発音のスイス・ドイツ語を聞きながら、アルプスのお花畑を縫って、久方ぶりの両親とトレッキングすれば、心はすっかりハイジです。おじーさーん、ペーター、クララ〜♪


そうして、へらへらとユング・フラオ・ヨッホを望むシルト・ホルンなる山の頂上に、お気軽にロープウェーで登り、これまた軟派に展望回転レストランでお茶をしていたところ、出会ってしまいました。。。。
「ゴールデン・イーグルに!」

ガラス越しに目線の高さで旋回するゴールデン・イーグルは精悍で、崇高な強いオーラを放ち、思わず息を呑んでしまいました。誰かが意図して作ったわけでもないのに、広げた翼も落とす影も、どうしてあんなに美しいんでしょうね。ハイジ気分は吹っ飛び、帰りはゴールデン・イーグルのことばかり考えてしまいました。


できれば今度は
自分の足で登った頂で、
アスファルトではなく、
岩や土の上で、足の下に自然を感じる
澄んだ空気の静かな場所で、
また逢いたいな。