2008-01-01から1年間の記事一覧

ペットの気持ち

オーストリアかどこかの研究室で、「犬にも嫉妬の感情があることが科学的に証明された」と大きなニュースになっていたけれど、きっと犬猫飼っている人には「何を今更。。。。」と思った人も多かったのではないでしょうか。犬だって、ちゃーんとびっくりする…

I love Italy

ボローニャ・ショーの準備を始めた夏の頃、サンフランシスコ在住の方から以下の映像を転送して頂いた。 イタリア人とその他の欧州人の差をアニメーションにした面白い映像。 http://www.infonegocio.com/xeron/bruno/italy.htmlもちろん、多少の誇張はあると…

今日からボローニャ

慌ただしいショー準備も佳境に入り、これからショースタンド準備の為にボローニャに行ってきます。今回のボローニャショーでは新型車のワールドデビューと共に、こちらに来てから取り組んでいた欧州ショースタンドデザインの初導入でもあるので、楽しみです…

信じること

それが経済であっても、恋愛でも、家族や友人関係であったとしても、今まで理解していると思っていた対象が、ある日突然、「分からない存在」となると、それまでの理性的な関係は脆く崩れて不安やパニック状態になるもの。サブプライム問題を引き金とする、…

もうひとつのベックマンの話

ベックマンを貰った話を別の友人と食事に出かけたときにしていたら、彼女の子供のころの話をしてくれた。彼女の故郷はドイツ北部の田舎町にあり、その地域では11月4日の夜に子供達は聖ニコラウスと彼のトナカイの為に、玄関にパンで作ったトナカイの足置きと…

ベックマン

今朝、会社の同僚が、「エリコにプレゼントをもってきたよ♪」とにっこり笑って、写真のベックマンなる、パンで出来た人形をくれた。(人形の形をしたパンというべきか)「うーん、せっかくだから、ドイツの風習も知ってもらわなくちゃね」と彼女がうやうやし…

この頃、毎日午後3時を過ぎると職場のあちこちでシャリ・シャリ・シャリと音がする。シャリ・シャリ・シャリ・・・と包丁を研いでいるのではない。 シャリ・シャリ・シャリと、ドイツ人の同僚たちがリンゴを齧っているのだ。日本のオフィスにはない光景。 彼…

静かな湖を持った人達のこと

「人間は誰でも心の底に しいんと静かな湖を持つべきなのだ 田沢湖のように深く青い湖を 隠し持っている人は 話すとわかる 二言 三言で それこそ しいんと落ち着いて 容易に増えも減りもしない自分の湖 さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖 教養や学歴と…

パリから戻りました

前回の日記から、ボローニャに出張して、マンチェスターから友達が来て、その後、バタバタと仕事が忙しくなり、その勢いでパリショー出張に突入したら、一か月が経過していました。恐ろしい勢いで時間が過ぎていきます。さて、行ってきましたパリモーターシ…

とうとう風邪ひいた

夏の間は「おかしーですね、こんなにハードスケジュールこなしてるのに、妙に元気なんですよねー脳内モルヒネでも出てるんですかね〜あっはっは」といい気になっていた。そして、ドイツは今や秋。 モスクワショーも終わったところで、少し気が緩んだのか、、…

ロシアのこと

先週からロシア人のサポートの女性が付いてくれて、一緒に仕事することになったり、2週間前はモスクワショーでロシア入りしたりと、この頃、これまで余り関わりのなかったロシアという国に関わることが多くて興味深い。特に先日の出張は良い意味のカルチャー…

こちらに来て3ヶ月が過ぎようとしている。「どこで切って、果断に判断して、決然と実行するか、どう有効資源を優先順位をつけて、やらねばならないタスクと国ごとのコンプレキシティに立ち向かうか、常に考えて自分の行動を制御しなさい。」とは、こちらに…

さよならの代わりに・・・

職場で 「Wisdom tooth(ウィズダム・トゥース*英語で「親知らず」)ってドイツ語でなんて言うの?」 と尋ねたら、 「えっ、Bis dann, tschüss(ビィスダン・チュース*ドイツ語で「じゃあまたね、バイバイ!」)だって?」 と聞き間違えられた。 言われてみる…

雇われ羊のこと

ライン川沿いを歩いていて驚愕した。この町なかに、大量の羊が放たれ、一心不乱に草を食んでいる。まるでスイスの農村地帯の情景だ。不思議に思って理由を尋ねると、これはビジネスなのだという。雇われ羊は、草刈り羊君たちなのだ。除草剤より土壌に優しく…

ブリュッセルに行ってきました

お盆休みで夫がドイツ入りしたので、少しだけ足を延ばしてベルギーのブリュッセルにドライブしてきた。ブリュッセル自体は個人的には少し立ち寄ったことがあったのだけど、じっくり歩くのは初めて。 王立美術館にしっかりと時間を割いて、15世紀頃からのフラ…

夫と電気釜

休み前の怒涛の一週間、ようやく金曜日まで辿り着けました。スイスの山の中で電話もメールも一切遮断して現在、休暇を堪能中の上司に、全てを預けて、来週、私は消えるんだもんねー。一週間の休みなんて可愛いもんです! 明日は夫が日本から電気釜を持ってド…

名前一本でいく・・・かもね

結婚しても会社では旧姓を使ってきた。 会社のシステムはちゃんとそれをサポートしてくれていたし、いろんな国のいろんな人と働いて、この名前で認知されて来たので、いきなり違う名前で一から認識してもらうのも面倒だったから。ところがドイツに来て、VISA…

見かけによらず

Markt(市場)で買ったPfirsich(桃)が、見かけによらず絶品だった♪白桃を上から潰したような平たい桃。目の前の家族連れが買ってその場で食べていて美味しそうだったから、買ったのだけれど、日本の白桃と同じレベルの上品な味わいで驚いた。イチゴもブドウ…

Taste of guilty

何となく腑に落ちずにいたことが、環境や立場の変化で、急にストンと理解できるようになることがある。傷ついたのは自分だと思っていたのに、本当は傷つけてしまっていたのかもしれない。 大げさに言っているだけだと受け流していたけど、本当に心からの言葉…

欧州流休暇の取り方

直属のイギリス人上司が明日から二週間の休暇に入る。私の抱えているプロジェクトの重要な部分はこの二週間で決めることになっているのに。「今期の最優先事項だ!」と日頃言っているので、それなら進捗が気になるだろうし、個々の決断にも関わりたいだろう…

久しぶりにモーターショー姉さん

ロンドンモーターショー出張に行ってきました。ショー担当に舞い戻るのは実に5年振りの事ですが、欧州ショーの中では比較的規模の小さなショー故に、現場の雰囲気を思い出す「慣らし」ショーとしては、まずまずな2泊3日。ショー開幕前日までの、建設中の木屑…

誕生日こわい

通常、日本では誕生日というものは一方的に、周囲に祝ってもらう「受身」なものですが、ドイツでは、自分で、例えば職場等にケーキを持ち込み、積極的にお祝いしてもらう、とても「能動的」なイベントです。今日は職場の友人ジルケがお誕生日につき、手作り…

壊すことについて

ドラスティックな環境の変化。 私を知らない人・私の知らない人と一から築く関係。 過去の蓄積が通用しないやり取り。 誰かの助けが無くては成立しない生活。 10年も同じ場所にいると、無意識に既にある知識・関係に寄り掛かって、 心機一転、新しく始めるこ…

Help is coming.....

やっと仕事のサポート付けてもらえることになりました。前任者が二人でやってた仕事に加えて、本社から持ち込んだプロジェクトを欧州全市場に導入するのが私のアサイメントなのですが、慣れない環境にも関わらず、当面一人で回さざるを得なくて正直、アップ…

散歩する国民

「シイタケたくさん食べて、日光をたくさん浴びなさいよー!」と言われる。ドイツで日光を浴びることのできる量は日本人には少ないのだそうだ。毎日こんなに日が長いと、俄かには信じがたいが、冬などひどいもので、ドイツ人にはうつ病が増えて、日光セラピ…

ゴールデン・イーグル

愛娘の住むデュッセルドルフに寄りもせず、両親が友人夫婦と4人で、スイスを旅しているので、仕方なく遠路遥々、グリンデルバルトまで行って参りました。 ドイツのドイツ語と違い、なんだか呑気でスキップしたくなるような発音のスイス・ドイツ語を聞きなが…

「マーストリヒト」でマリア様に出会った話

デュッセルドルフはオランダ国境に近いため、ちらっとふらっと車で一時間半の場所にあるオランダ・マーストリヒトへドライブしてきました。 マーストリヒトと言えば、欧州連合の成立の契機となったマーストリヒト条約締結の町。経済の緩やかな連合から政治連…

欧州チャレンジ・その1

今日は日本人駐在員コミュニティーで送迎会の為、 デュッセルドルフ近郊の丘の上のステーキハウス「Gut Jägerhof(良い猟師のお家)」に行きました♪ 幹事は私ですが、お店のセレクションは送別会の主賓(同世代女性)の たっての希望でございます。誤解なき…