思ったこと

この頃のBullshit!

ヨーロッパでは戦前あたりまでは、男の子の色は赤、女の子の色は青だったそうです。それが現在の様に逆転したのは、専ら玩具メーカーや子供服メーカーのマーケティングによるところが大きいのだと、以前、大学院の授業で聞いた事があります。たしかに、美術…

高齢化

ひさびさの日本での生活も一ヶ月が経過しました。 前回、帝王切開への恐怖を綴っていた私ですが、ここに来て、数ヶ月来、常に横子もしくは逆子位置に居たお腹の赤ちゃんも、正常の位置に納まってくれました。(「恐がらなくても大丈夫よ」と優しいメールを下…

Frau会

今日は同じ会社の駐在妻達による奥様会、通称Frau会の日でした。 こちらに来てから大学院に通い始めるまでの一年位までの間は、 子供や語学学校、昔からの友人を通じて知り合った駐在妻の方たちと一緒に 過ごす時間も多かったのですが、学校に通い始めてから…

ソウルフード

久しぶりのブログ更新です。 娘が持ち込んだインフルエンザに感染してしまい、その後も、追加で合併症などを引き起こして、気がついたら一ヶ月近く寝込んでしまいました。そもそもインフルエンザ前から食欲不振で体力が落ちていたのですが、病気の間は更に食…

10年ぶり

今日は学籍登録にケルンまで行ったので、手続き終了後、10年ぶりにケルンの大聖堂の中まで入って見ました。個人的にはケルンの大聖堂はやたら大きいだけで、今一つ面白みに欠ける(あんな無茶な大きさはそれはそれで面白いのですけど 笑)ように思えて、一…

Stay hungry, stay foolish...

大学院の入学を来週に控え、娘の幼稚園の契約アップデートやら自分自身の身辺整理で気忙しくしております。そんな中、入学予定の大学院の一年先輩の学生さんから、同じ専攻の学生達で作るメーリングリストの案内とFacebookでのグループ登録の案内が来ました…

7月28日 児玉龍彦氏の意見陳述

数日前に友人経由で知った、この答弁。やはり、、という思いもありますが、それでも、ショックで、今も尚、やり切れなさが後を引いています。しかも、この様な国民的関心事についての現場の専門家の声を、どうやら主要メディアは殆ど報じていないということ…

クロッカス咲いた

デュッセルドルフは晴天続きで、公園にはクロッカスの花の絨毯が出来ていました。我が家のは、少し出遅れ気味ですが、来週くらいには咲きそうです。 日本のかの地も、ここデュッセルドルフも、本格的な春の到来まで、あと少し。 「風はみんなに吹くし、春は…

この一週間

あの地震が発生してからというもの、何だか申し訳なくて、空しくて、誰かと会ってランチしたり、お茶したりなんて、とてもする気にはなれず、刻々と伝えられる被害の状況と未だ解決を見ない原発のニュースを追いながら、外出もせず、ただ、鬱々と娘の世話と…

無題

天気も春らしくなり、家族団欒を楽しみにしていた週末でしたが、突然、飛び込んできた日本での地震のニュースに、そんな気持ちは吹き飛んでしました。幸いにも友人たちは皆、無事の様子でしたが、日々、明らかになる被害状況に、言葉もありません。自分の国…

未来予想

この頃のニュースを見ていると、フランスを代表する知性、ジャック・アタリが2025年の日本の状況を予測して、「日本は必ず軍事的な解決手段に頼るようになる」と少し前の著書に書いていたのを思い出します。最初に読んだ時は「必ず」???という言葉に…

イラっとくるニュース

日本にいたら、更に騒々しく取り上げられているのでしょうが、ドイツでも、海外ネタとして、結構大きく取り上げられています、例の「尖閣諸島を巡る日中関係ニュース」。不条理ワールド炸裂で、日本人として、かなりイラっとくる、一連のニュースですが、そ…

只今、引越し中

来週の引越しに備えて、荷物のパッキングの追い込みに入っている。本当は夫の居る、この土日をフル活用するのが理想だけれど、会っておきたい友達や後輩との約束を優先して、平日、一人でコツコツやって来た。休職中の身なので、過去二回の急遽決定の引越し…

グッと来ました。。。

お友達のGrabさん紹介のこの動画、やられました。。。。「ディバイス」だの「テクノロジー」だの、やたらと横文字が混じった広島弁。まさに勤務先の技術系のおじ様たちの語り口にそっくりで、まるで、うちの会社の会議を録音したのではないかと思ったほどの…

マイ・ブーム

もともとジュンパ・ラヒリの「停電の夜に」やベルンハルト・シュリンクの「朗読者」を文庫で読んで、彼らの最新作が読みたくて探している中で、気がついたのですが、「新潮クレスト・ブックス」サイコー!海外の新しくて上質な作品を選んで出していて、 ・作…

自動車業界のガラパゴスはどうなったのか

夫がロサンゼルス出張に旅立った。欧州派の私ではありますが、今回の夫の出張、、、羨ましい。。。今のアメリカ、どうなってるのか、とっても気になる〜。丁度、去年の今頃だっただろうか。夫が「今、アメリカ市場ってさ、自動車業界のガラパゴスって言われ…

遠距離夫婦考

先日、スカイプで久しぶりに学生時代の友達と話した。彼女は、去年、見事、日本の公認会計士試験に合格したのだけれど、この度、実務研修で、2年間、東京で暮らすことになったと言う。なんと彼女、ここ数年は海外駐在員の妻。2年間、日本からの通信教育だけ…

世界経済の変動にもまれて。。。。

えーいきなりですが、急遽、2月一杯で日本に帰国することになってしまいました。 実は、わたくし、妊婦だったのです。現在、妊娠7ヶ月。本当はドイツでドイツ流の出産をチャレンジする気、満々でとても楽しみにしていたのですが、100年に一度とも言われる昨…

お勧め本について

日曜日は夫が日本から適当に見繕って送ってくれた本を読んで過ごした。その人が表立っては見せない心の奥とか感受性などに触れられる気がして、私は誰かが私に選んでくれた本を読むのが好きなのだけれど、夫と一緒に暮らしているときは、気がつくと、そんな…

ペットの気持ち

オーストリアかどこかの研究室で、「犬にも嫉妬の感情があることが科学的に証明された」と大きなニュースになっていたけれど、きっと犬猫飼っている人には「何を今更。。。。」と思った人も多かったのではないでしょうか。犬だって、ちゃーんとびっくりする…

信じること

それが経済であっても、恋愛でも、家族や友人関係であったとしても、今まで理解していると思っていた対象が、ある日突然、「分からない存在」となると、それまでの理性的な関係は脆く崩れて不安やパニック状態になるもの。サブプライム問題を引き金とする、…

静かな湖を持った人達のこと

「人間は誰でも心の底に しいんと静かな湖を持つべきなのだ 田沢湖のように深く青い湖を 隠し持っている人は 話すとわかる 二言 三言で それこそ しいんと落ち着いて 容易に増えも減りもしない自分の湖 さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖 教養や学歴と…

Taste of guilty

何となく腑に落ちずにいたことが、環境や立場の変化で、急にストンと理解できるようになることがある。傷ついたのは自分だと思っていたのに、本当は傷つけてしまっていたのかもしれない。 大げさに言っているだけだと受け流していたけど、本当に心からの言葉…

壊すことについて

ドラスティックな環境の変化。 私を知らない人・私の知らない人と一から築く関係。 過去の蓄積が通用しないやり取り。 誰かの助けが無くては成立しない生活。 10年も同じ場所にいると、無意識に既にある知識・関係に寄り掛かって、 心機一転、新しく始めるこ…