マイ・ブーム

もともとジュンパ・ラヒリの「停電の夜に」やベルンハルト・シュリンクの「朗読者」を文庫で読んで、彼らの最新作が読みたくて探している中で、気がついたのですが、「新潮クレスト・ブックス」サイコー!

海外の新しくて上質な作品を選んで出していて、
・作品の選定が良い!(ラヒリやシュリンクもここから出ています)
・翻訳の質が高い!(これがなかなか難しい)
・装丁が素敵!
・本の重さも手触りもナイス(重過ぎず、癒し系手触り)!

実に良い仕事しておられます。もう、このシリーズって、始まってから10年以上経過しているらしいのですが、小説は読んでしまうと嵩張るから、基本は文庫で買う派の私は存じ上げませんでした。

欧米はもとより、現代ロシア作家の作品や北京生まれの若手作家の作品等、あれも、これも面白そうで、目移りしちゃって、困ります。

ちなみに、母親業と読書を掛け持ちしていると、いつのまにやら短編小説ばかり読みたがる傾向が出てきている事を自覚しました。子供のお昼寝1回−2回の間で一作品読み終えられるくらいの長さが、生活リズムに合っているようです。