Taste of guilty

何となく腑に落ちずにいたことが、環境や立場の変化で、急にストンと理解できるようになることがある。

傷ついたのは自分だと思っていたのに、本当は傷つけてしまっていたのかもしれない。           大げさに言っているだけだと受け流していたけど、本当に心からの言葉だったのかもしれない。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ」とは  『星の王子様』に出てくるキツネの言葉。
本当のことは往々にして目に見えない。表面的なことに振り回されず、物事をきちんと正確に受け止める洞察力はそう簡単には身についてくれない。

急に視界が開けるみたいに、今更、気付いた土曜の朝。                             苦い気持ちは、もっと苦いコーヒーで流し込むしかない。