Amsterdam

Erike2009-02-16

アムステルダムに行ってきました。

同僚の友人のアーティストが開く個展前夜パーティーに出席して、その後は街を散策して帰還するプラン。デュッセルドルフから、車でたったの2時間半の距離なのに、違うもんですねー、街並みがアートな感じです。


赤やオレンジを建物にもふんだんに使っちゃうところが、グレーな冬のドイツから来た身には、すごく新鮮でした。古い建物も、手を加えて、モダンアートにしちゃうところがニクイです。運河の合間に小さな建物がぎっしり並んで、個々のお店も個性的。Dutsch Designの家具や雑貨を眺めるだけでもとても楽しい。


食べ物はと言えば、マーケットには港町ゆえに新鮮そうなお魚が溢れていますし、さすがオランダ、山積みされたチーズも美味しそう♪興味深かったのはインドネシア料理。旧植民地だった影響で、オランダの食文化に少なからず影響を与えている。たとえば、街角で売られているフライドポテト。ドイツならケチャップかマヨネーズがついてくるけれど、オランダでは甘いピーナツソース等が付いてくる。インドネシア風焼き鳥についてくる、あのピーナツソースの味だ。もちろん、ドイツや日本じゃあまり見かけない、インドネシア料理店も多く存在し、インドネシア料理をオランダ風にアレンジしたメニューなどもあり面白い。


今回の旅は急遽、ドイツ人の同僚の家族旅行についていく形だったので、彼らの友人のチリ系オランダ人のお宅に、同僚の家族共々、泊めていただくこととなった。いきなり現れた東洋人、しかも妊婦にきっと驚いたに違いないのに、さすがチリ出身。ラテン系の大らかさで迎えて頂いた。(妊婦なのに大学生みたいな旅をしてしまった。。。)


そんな訳で、今回は憧れの「デザイナーホテルに宿泊」という、かねてからの夢は叶わなかったけれど、オランダ風ピーナツソースのポテトを摘みながら、夜遅くまで、気の置けない仲間達の邂逅に混ぜてもらい、おしゃべりに花を咲かせ、彼らの昔話やアムステルダムっ子の生活について沢山聞かせてもらえたのは大変興味深かった。


あぁ、それにしても!一緒に旅をするとその人のいろんな面が見える訳ですが、今回はドイツ人妻のかかあ天下振りには笑ってしまった。私の同僚は職場ではとても気配り屋さんで優しいのに、夫に対しては、めちゃくちゃ強いのだ。駐車場の場所から、地図の味方、待ち合わせ場所に至るまで、議論とも喧嘩ともつかない強烈さで始終、夫を責めていた(笑)旅の途中、何度か彼女の夫から、こっそり「そんなこと、言ったって僕が悪いわけじゃないもん」と怒られた子犬のような目で愚痴られたけど、苦笑いするしかなかった。
わが夫よ、君は認めなくてはならない、自分の妻は優しいと(笑)。