Unter 3

先週は幼稚園の説明会に初めて参加したり、近所の元同僚が旦那さんが長期出張中で仕事と子育ての両立に四苦八苦していたので、代わりに子供を幼稚園に迎えに行ってあげたり、幼稚園好いた週でした。

我が家の娘は、まだ一歳四カ月と幼く、幼稚園には、これまで縁がありませんでしたので気がつきませんでしたが、足を踏み入れてみると、それは楽しそうな顔で、あちこち歩き回る上、用事が済んでも一向に立ち去ろうとしません。やっぱり、こんな場所を求めてるんだなぁとしみじみ思いました。9月に入ってから、週に二回ほど、Spielgruppe(プレイグループ)等に通っているのですが、やはり、それだけでは、物足りないのかもしれません。

「二歳になったら是非幼稚園に・・・」と考えていましたが、いろいろ情報を仕入れてみると結構大変そうです。こちらでは大きく分けて、①市立の幼稚園、②私立だけど市の補助金の出る幼稚園(教会やモンテッソーリシュタイナー教育の団体等が母体)③全くの私立(日本人の為だけの幼稚園等)と、3種類あり、三歳以下の子供の受け入れについては①、②の幼稚園はかなり受け入れ数が少ないそうです。そして、やはり優先されるのは両親ともに働いている家庭の子供とのこと。

先日、訪問した幼稚園は、②のカテゴリーのもので、家からも近く、お散歩で目の前を通り過ぎるたびに、良い感じの園だなぁーと感じていたところでした。実際にお話を聞いてみてもモンテッソーリ教育ベースだったり、市立の音楽学校と連携していたり、なんだか楽しそうな園です。しかし、説明会で告げられた三歳以下の受け入れ数は4名!ちょっと入園は厳しいかなーと思って、しょんぼり帰って来たのでした。

少子化に悩むドイツ。デュッセルドルフ市も上述の①、②の幼稚園に関しては三歳以上は無料化し、また、Unter 3(三歳以下)の受け入れ数拡大に向けて補助金などを出すなどで対応しているそうです。でも、Unter3については、今年や来年度の枠は、ドラスティックには増えないそうです。

ちなみに以下の写真は今週、預かった10ヶ月になる元同僚の息子と我が娘。

「うちの娘もついこないだまで10ヶ月だったし、預かるなんて余裕、余裕♪」と、思って二日連続で幼稚園にお迎えして預かっていたのですが、二歳に満たない二人を一緒に面倒見ながら家事するのって、想像以上に過酷でした。やはりUnter3のお世話は大変。簡単に受け入れ枠は増やせないのも分かるような気がしました。