一歳7ヶ月の成長

一体どうしたというのでしょう、今年のドイツ。11月末から既に雪と氷の世界です。気温が低いので雪もサラサラのままですので、雪かきされていない場所などでベビーカーのタイヤが埋もれてしまい動けなくなることもしばしばです。クリスマスには是非とも子供運搬用のソリをサンタさんにお願いしたいと心から思う今日この頃です。


そんな状態ですので、この頃は外出は必要最低限に留め、もっぱら娘とお家遊びに興じております。我が娘、この一ヶ月と言うもの、名詞に加えて、徐々に動詞も口から出るようになってきたのですが、それに相まって、何かスイッチでも入ったかのように、小さなおもちゃの食器を使っての御ままごと遊び、お人形の食事やおむつ替えなどの御世話、お母さんの鏡台に座ってネックレスを首にかけたり、ファンデーションを顔に塗る真似をしてみたり、女の子モード炸裂の遊びが始まりました。それ故、雪で外に出られなくても、家の中で、何やら忙しそうにしています。正直、女の子っぽい、この手の遊びは性差を認識できるくらい成長してからだろうと思っていたので、驚きです。


ちなみに、今日は日本から持ってきた電子ピアノで、娘の好きな「きらきら星」を弾いてやりながら、一緒に歌っていたところ、突然、押し黙るなり、ポツリと

かーしゃん(母さん)、スキ♪」

と囁いてくれました。


こういう不意を突いたストレートな告白には、参りますね。。。キッチンで調味料を床にばら撒かれても、マジックで壁に落書きされても、畳もうと思った洗濯物を持って逃走されても、「もう、いくらでもやって、よござんす!」という気にさせられます(一時的に)。


昨日よりも今日、今日よりも明日と、どんどん成長していく娘を見ていると、こちらも、ワクワクして来ると同時に、すこし羨ましくも思えます。

いつか遠い日、両親達も同じような思いで、幼い私達を見ていたのでしょうか。