ふきまんぶく


ミノムシじゃ、ありません。うちの娘です。


広島の冬では考えられない姿ですが、この寝袋風ザックなしでは外出がありえません。入っている本人は、なかなか居心地が良いようで、大抵は押して歩いているうちに眠ってしまいます。


小さな頃、家に「ふきまんぶく」という強烈な、でも暖かなお気に入りの絵本がありました。ふきのとうの中に女の子が眠っている不思議な絵が沢山出てくるのですが、幼心に、その発想力に圧倒されたのを覚えています。


この頃、ミノムシ・ザックの中で熟睡する娘をみると、「ふきまんぶく」を思い出します。

ふきまんぶく (田島征三)

ふきまんぶく (田島征三)