エセあん肝

寒くなってからは、輸送中のダメージが少ないのか(?!)、よく行く魚屋さんの魚もなんだか活きが良いものが増えた気がします。プリプリの新鮮なアンコウが並ぶことも多くなりました。

先日はついにアンコウ、丸ごと一匹がショーケースに登場。未だ、あん肝を諦めきれていない私はすかさず「これ、肝臓もついてるんですか?」と尋ねたのだけど、魚屋のお兄さんは自信満々に「もちろん、ついてないよ。きれいにしてるよ!」と即答。

「・・・・」。

ちゃんと、内臓も取り除いた「きれいな」売り物だよと言いたいらしい。「アンコウは肝臓と一緒に食べたら美味しいのに。。。」と教えてみたけど、爽やかに微笑まれただけでした。。。。。ここでは一体、年間何匹分のあん肝が無残にも捨て去られていくのでしょう。

ということで、別のアプローチを取り、あん肝に似た味がするという缶詰を試しに購入してみました。Dorsch Leberと言って、タラの幼魚の肝らしい。

オイル漬けなので、油をキッチンペーパーでしっかり切って、あん肝風に盛り付け、ポン酢で頂きました。



うん、これはアリ!もちろん、本物には敵わないけど、冬の寒い日に日本を思いながら、日本酒で一杯・・・・なんて時のおつまみに、ちゃんとなります♪