旧友交歓 in London

先週末は家族でロンドンに行ってきました。

ロンドンには、そのうち行くつもりではあったのですが、夫婦共通の学生時代の友人が、もうすぐ駐在期間を終えると聞いて、急遽、予定を具体化させたのです。

小さな子供と一緒の旅だと、予定を詰め込むと疲れるだけなので、今回は初日と二日目に、それぞれ友人に会う予定をメインにして、後は、まぁ、成り行きまかせの欲張らない旅です。

ただ、、、、この予定だけは確保しました、「Hotel Claridge'sのAfternoon tea」!ロンドンには観光、出張含めて、10回位は訪れていますが、まともなAfternoon tea体験がありません。いつぞやはガイドブックにも載っている店にも関わらず、とてもいい加減なもので、がっかりしたこともありました。それもあって、今回は友人一押しのHotel Claridge'sに挑戦。いくつかの候補をあげてもらっていましたが、Webサイトで見たClaridge'sの食器のデザインに一目惚れ!そそくさと予約を取りました。週末は3ヶ月前からの予約が必要らしいのですが、金曜の午後だったせいか、一ヶ月前でもなんとか予約が取れました♪

その念願のAfternoon teaがこれ!

やっぱり予想通り、カップ―&ソーサーのグリーンが素敵です。テーブルにはバラの花びらなぞ散らしてあり、いい感じ♪夕方から友人と食事の約束があったのでミニマムに済ませるぞと心に誓っていたにもかかわらず、、、、誘惑に負けてシャンパンも頼んでしまいました(汗)


バラのマカロン&サンドイッチに続いて、スコーン&ケーキの登場。


さすがにお預けも酷なので、ずっと甘いものは食べさせないことにしていた娘も一人前にフルーツタルトを頂きました。おままごと道具の中にあった「ケーキ」という形而上の食べ物が、彼女の中で実体として認識された記念すべき日となりました(笑)


かくして、観光上のメインイベントをさくっと済ませ、初日は日本風居酒屋にて学生時代のクラスメートに再会。ざっと10年ほど会っておらず、しかも海外での再会にもかかわらず、まったくブランクを感じさせない、ほっこりした夜となりました。ミスチルの流れる店内で、お刺身など突きながらバカ話していると、まったくタイムスリップした気持ちになるものですね。


翌日は、5家族、子供たち含めて総勢17名でのランチ。まだまだ母親業初心者の私としては、娘と一緒でゆっくりできるのかという点が心配でしたが、友人の予約してくれたお店は、なんと「託児所付きPub」。さすが大都会、ロンドン。デュッセルドルフではありえないものが存在するものです。デュッセルドルフにも出来ないかな〜、託児所付きのビアガルテン、託児所付きのサッカースタジアム、、、、。結局、娘は託児所付きと言えども、託児ルームに長居はしてくれず、食事しているテーブルと託児ルームとを行ったり、来たりしましたが、それでも、やはり気分的には全然、楽でしたね。なんと4時間近くに渡る、楽しいランチとなりました。それにしても、子連れで古い友人に会うと、いつもくすぐったいような、ほんわかした気分にさせられます。子供パワーのなせる技でしょうか。



どうも、欧州駐在というと、この頃はロンドンがやたら多いですね。デュッセルドルフも、こんなに同級生が居たら面白いのにな。



おまけ。「テート・モダンからSt.Paul寺院を望むコビト」です。