満二歳とKikaninchenkuchen(キカニンヒェンケーキ)

昨日、娘が二歳の誕生日を迎えました。

この一年で、ハイハイから、立ち上がり、そして歩きだし、
最近は走り回ることの多くなった娘。
おしゃべりも、ただの音から、「伝える言葉」に進化しました。
(「おかあしゃん、いちばん、いちばん、だーいすき」なんて言われた日にはクラクラ来ちゃいます。)

一歳から二歳への成長は本当に著しくて、沢山の驚きと感動を貰った一年でした。さぁ、三歳までの一年はどんな風に過ぎてゆくのでしょうか。楽しみです。


さて、二歳の誕生日は何をしようかなぁと考えていた私。
ご飯は何でも沢山食べるけど、二歳児に好物で感動を与えるのは、ちょっと難しいと考えて、ケーキのデコレーションでビックリさせようと考えました。

そして、「Kikaninchen(キカニンヒェン)誕生日ケーキ」なるものを作ることにしました。こちらの子供向けTV局のキャラクターうさぎ「Kikaninchen」が娘は大好きなので、マジパンで作ってみることにしたのです。

↓は実際の番組。実は私も可愛くてファンなのです♪
いやー、声と言い、表情と言い、歌と言い、よく出来たウサギです。実は一緒に話してる小太りのお兄さん、Christianも、とってもいいキャラクターで、なんとも優しい雰囲気を醸し出していて良い感じ。

アーモンドパウダーと砂糖を材料に作られたマジパンは日本ではそんなに普及はしていませんが、ドイツではポピュラーな存在です。チョコレートやケーキの中に入っていたりもしますし、材料はスーパーで簡単に手に入ります。独特の風味があって、私は結構気に入っています。マジパンで何かを作るのは初めてでしたが、なんだか粘土細工みたいで、楽しかったです。娘も横で「おかーしゃん、キカニンヒェン作ってる!?」と驚愕の声を上げていました。

出来上がったのはこちら。初めての割には、まぁまぁ似てるでしょ?(と自画自賛

実は今回のケーキ作り、マジパンはさておき、問題は生クリームにありました。ドイツでは生クリームのケーキは一般的ではありません。それ故か、こちらの生クリームは日本のものより随分脂肪分が低いので撹拌しても固まらず。。。それを固める粉を買ってきて、混ぜ続けたら、なんとバターみたいになってしまいました。仕方ないので作り直し、恐る恐る作ったら、柔らかすぎるへろへろクリームになりました(+_+)
今回は仕方なく使いましたが、解決策を仕入れねば。。。

娘はと言えば、クリームの出来など関係なく、「キカニンヒェンだ!」と、いいお顔で喜んでくれたのでした。