初ボーイフレンド去りゆく (追記有り)

幼稚園に通い始めて一ヶ月。娘の一番の仲良しは2歳年上のお兄ちゃん、Lutzkaくんです。慣らし保育初日から、人懐っこく遊んでくれて、この一ヶ月、娘の口から最も頻繁に出てくる名前はLutzkaでした。

お迎え時間も一緒になることが多く、私を見ると「Harukas Mutter, Hallo!!(はるかのお母さん、ハロー!)」と遠くからでも駆けてきてくれるのが常で、母娘共に仲良くして貰っています。が、しかし・・・・Lutzkaくん、来月からは違う幼稚園に転園することになったと、先日、彼のお母さんから聞かされました。つまり今週一杯でお別れです。

今の幼稚園は気に入っているのですが、なかなか結構なお金が掛かります。それに比べて市立やそれに準じた扱いの幼稚園は無料ですから、年齢が上がって、これらの幼稚園の受け入れ枠が増えれば、やっぱり皆、そっちに行っちゃうのでしょう。今の幼稚園にいる限り、こういうお別れは頻繁にありそうです。

この二人、毎日、お迎えの際は、一緒に園の門まで歩いて行き、別々の方向に分かれます。
その際、
「Lutzka, bis Morgen!(ルツカ、また明日ね!)」
「 Haruka, Tschüß!(はるか、バイバイ!)」
と、お互い何度も振り返りながら、少しずつ離れて行くのが日課になっていたので、この二人の可愛いやり取りが見られなくなるのは実に寂しい限りです。

Lutzkaくんのお母さん曰く、「来月から違う幼稚園にいくのよ」と話したら、「はるかも一緒に行くんだよね」と聞いてくるそうです。うーん、うちの娘には何と説明するべきか。。。2歳の理解力では、半端に説明して悲しい思いだけさせるより、いっそ何も言わない方が良いのかなぁと思ったり。。。実に悩ましい。残りあと2日。

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後日談ですが、Lutzkaくんの最終登園日もやっぱり一緒に門まで帰りました。

別れ際に、Lutzkaくんのお母さんが娘にパンをあげようとしたところ、
横からLutzkaくんが「Nein!(ダメ!)」と取り上げ、自分の役割とばかりに
彼がパンをちぎって、娘の口に運んだので、母二人で笑ってしまいました。

この一ヶ月、きっとお兄ちゃんになったつもりだったのでしょうね。
仲良くしてくれてどうもありがとう♪