彼女のドイツ語

幼稚園に通い始めて4ヶ月が過ぎました。最初の頃の娘のドイツ語は、先日書きました「noch mehr(もっと頂戴)」とか「Nein(嫌!)」とか「Hose anziehen!(ズボン履いて!)」等、一語もしくは二語文だったものが、この頃は三語以上で構成される文章になってきました。

"Darf ich Platz nehmen?(座っても良いですか?)"

"Das ist ein Baby.(それは赤ちゃんです)"

娘の様子からして、周囲の先生やお友達から言われたこと等をそのまま家で口に出して復習しているように見えます。



例えば、家でご飯を食べていて、「美味しい?」と聞くと、

"Sehr lecker! Mama hat gut gemacht!(とても美味しいよ。お母さん、上手に作ったね。)"

きっと朝作って持たせたお弁当を幼稚園で食べている時に先生に言われた言葉じゃないかなと思いました。


更に注意して見ていると、可愛がっているお人形相手に何か話しかけています。

"Heute, kein Nachtisch, Ja?(今日はデザートは無いのよ、分かった?)"

"Warte mal! Ich komme gleich mit Mittagessen?(ちょっと待ってね。すぐお昼ご飯持って来てあげるからね)"

"Du hast schon Mittagessen(あなたにはもうお昼ご飯はあるでしょ)?"


うーん。多分、これ、娘がいつも先生から言われてる言葉のような気がします。圧倒的に食べ物、特にお昼ご飯ネタの多い発言に、幼稚園でどんな風に生活しているのかを垣間見た気がした母でした。