Bis bald!

日本への里帰りに向けてギリギリまで慌ただしいのではないかと予想していましたが、
体調を考えて、ケルン通いを止め、更に5年に一度のモダン・アートの祭典「Documenta」を見るべく予定していたカッセルへの小旅行を(私にしては潔く、、、)中止したこともあり、最後の数日は比較的ゆったりと構えることが出来ました。

おかげで、夫向けの手作り冷凍食品製作やキッチンや掃除道具の簡素化も無事終わりました。やれることはやりました。あとは観葉植物に「生きて再び会おうね」と声を掛け、再会を誓うのみです。夫が何を食べて暮らすのか、家の中はどうなるのか、もう後は、どうすることも出来ないことを気にするのは止めにします。(ちなみに夫は不在中にパーティーをすると言っています。一体、どんなパーティーなんだ!?ビール&スナックのパーティー?!)

出発直前にゆったり時間が取れたことの更なるメリットとしては、しばらく会えなくなる人達と無理をしない程度に、ちょこちょこと、食事やお茶をして過ごせたことです。大学の友人、ドイツで働いていた時の同僚、同業他社のご近所さん等々、、、関係はそれぞれ違っても、新生児の誕生と3歳児と二人きりでのロング・フライトについて、皆さん、有り難いお心遣いをしてくださり、感激も一入でした。おかげで、少し不安だった娘との二人旅に対しても、「何とかなるわよ」と、元気が出てきました。数ヶ月とは言え、家族が離ればなれで暮らすのは、少々寂しくもありますが、「一仕事」頑張ってこようと思います(笑)

写真は元同僚が添えてくれたメッセージ・カードの裏側です。私たちが住んでいる地区をライン川を挟んだ対岸から写したものです。う〜ん、実に心憎いセレクションです。
この大好きな川沿いの景色とも、しばしお別れです。