ドイツに戻ってきました

10月に無事、第二子を出産し、
クリスマス・イブの夜にドイツに戻ってきました。

前回の出産の反省から食事は節制し、体重増も前回より3キロ位は抑え、先生にも叱られなかったにも関わらず、生まれてきたのは3588グラムの大きな女の子でした。
それでも二度目の出産ですもの、前回より短時間で楽に産めるに違いないと思いきや、、、今回も難航し、随分長丁場になってしまいました。おかげで衰弱激しく、娘には出産2日後まで会いに行く許可がおりずトホホな出だしとなりました。チワワの出産は例外なく難産なので帝王切開だと聞いたことがありますが、私もその類でしょう。くーっ、今回は摂生したのに(+_+)

ともあれ、大きく産んだ娘の方は健康そのもので、順調に育っております。出生1ヶ月を過ぎる頃から、夜は10時間から11時間睡眠をキープしてくれるので、有り難いです。既に、こんな感じに成長してます。

長女の方は、念願の「お姉ちゃん」になり、嬉しくてたまらない様子。
いつも隣に寝転んでは・・・・

突然、ぶちゅーーっとやったりしています。
「あれぇ、ご無体な。。。」


そんな様子を見るにつけ思うのは、「下の子って受難な存在」。ウトウトと眠りに落ちそうになれば、横で姉に奇声や物音をたてられ、おちおち寝てもおられません。時々は無理やり引っ張られて、いびつな抱っこをされたり・・・あぁ恐ろしい。こうやってたくましく育つのでしょうか。

長女の方は数ヶ月の日本の生活で、すっかり広島弁バリバリの広島っ子になりました。愛情あふれる素敵な幼稚園だったおかげで、楽しい日本の幼稚園生活を謳歌することが出来ました。あんまり楽しんだので、親の私までお別れがつらくなり、最終日の前日から涙目で別れを惜しんでくださる担任の先生を直視できない挙動不審状態。直視したら、私も泣いちゃいそうで、、、、。

そんな事情でしたので、一つ言いそびれたことがあるのです。。。。娘のお別れ会の日に同じクラスのお友達全員にドイツのクリスマスのお菓子であるレープクーヘンとシュトレン、そしてフルーツティーを小分けにしてプレゼントしました。先生方はすっかり私の手作りと思っていらっしゃるご様子でしたが、、あのお菓子は、夫にドイツで購入して来てもらったものです。そりゃあ、美味しいですよ、なんといっても、デュッセルドルフじゃ、名の知れた「ハ●ネマン」のシュトレン&レープクーヘンですから。先生、せっかく褒めてくださったのにすみません*1

それにしてもひいおばあちゃんを合わせると両親、私、娘達と4世代が一つ屋根の下に暮らす日々は何とも賑やかで面白い経験でした。機敏な動きが出来なくなっている祖母の部屋に娘が遊びに行き、声を上げながらグルグル祖母の座る椅子の周りを走る様子はさながらインディアンの襲撃のようでしたが、それはそれで皆楽しかったみたいです。娘はそんな祖母の部屋で私に隠れて甘いものを貰うのが密かな楽しみのようでしたが、これ、はじめて覚えた「秘密の蜜の味」かもしれません。

さて、沢山良い思い出を抱えて、少し感傷的になりつつも、ドイツに戻ってきました。頼れる実家も海の向こう。元の暮らしが始まります。新しい家族も増えて、忙しくなります。皆で協力してがんばらなくちゃー。

*1:+_+