Kleine Japanerin Nimmersatt

ドイツの幼稚園に再び通い始めてからというもの、長女が晩ご飯を食べようとしないので困っています。まあ「食べようとしない」と言っても、いつもに比べて、ぐずりながら食べるのであって、全然食べない訳でもないし、親の方が厳しく促せば、全部完食もするのですが、何かいつもと様子が違います。幼稚園では3時におやつが出るのですが、それから3時間は経過しているので、今までの彼女だと、お腹は空いている筈。
更に、夕食後、入浴させながら思うのが「この頃、やけにお腹がぽっこり出てるな」ということ。

そこから、ここ一週間くらいの間の娘の発言や幼稚園の様子などを振り返って、私の推理が始まりました。

・晩ご飯を食べない
・晩ご飯を食べなくても、食べ過ぎた時の様にお腹がぽっこり出ている
・幼稚園では最近、元の担任の先生が不在
・先日、ちらっと本人が「今日ね、XXくんと〇〇くんと一緒におかわりしたの。フフフフ♪」と楽しそうに語ったこと。

そんなことを思い出しながら、ある仮定に辿り着きました。

「我が娘、幼稚園でお昼ご飯をお替わりしまくっているのかもしれない」

娘の通う幼稚園はお昼は幼稚園で用意された温かいものを食べます。スープとパンだったりパスタだったりメニューは色々で、お替わりも出来ます。入園当時、娘はこの制度がいたく気に入り、園に入って最初に覚えたドイツ語が「Noch mehr(もっと頂戴)」だった位です。しかし、さすがに毎回、4杯もお代わりするのは食べ過ぎで体に悪いということで、その頃、園と親の私とで「2杯までしかお代わりさせない」という2杯ルール取り決め、娘に適用していたのでした。担任の先生は、いつもそれをチェックして下さっていたのですが、現在、不在の為、他の先生は見ていないのかもしれません。

そこで、恐る恐る、娘に聞いてみました。
私:「あのね、幼稚園でXXくんと〇〇くんと一緒にお昼ご飯をお替わりしてるんだよね?」
娘:「そうだよ。みんなで一緒に並んでお替わりするのよ」
私:「あの、、、何杯お替わりしてるの?」(ちょっとドキドキ)
娘:「5杯!」
私:「・・・・」(絶句)

5杯もお替わりすれば、晩ご飯は入らないし、お腹もぽんぽこりんになる筈です。
危うく、単に好き嫌いをして晩ご飯を食べないのだと勘違いするところでした。
それにしても、いくら育ち盛りだとは言え、我が家の腹ぺこあおむし嬢、一歳年上の男の子達に混じって、お替わり5杯とは、困った物です。やれやれ。


「食べ過ぎです」