Schön war's!

今日は長女の幼稚園でイースターの朝食会、そして、登園最終日でした。
2年前に申し込んでいた近所の幼稚園から入園許可が出たので、来月からは別の幼稚園に転園するのです。

2歳から通った幼稚園。初めて門をくぐった時、緊張した面持ちの娘のところへ沢山の子供達が駆け寄って来て遊びの輪の中にすぐに入れてくれたのが昨日のことのように思い出されます。お陰でGood startが切れたのでした。あれから2年弱、そうやってドイツ式縦割り保育で、お兄ちゃん・お姉ちゃんに可愛がって貰ったから、自分の妹や年下の子を大事に出来るのかもしれません。縦割り保育万歳!

初めて親と離れて、自分だけで過す世界。遊びのルールも自分でよそって食べるお代わりも、お絵描きもドイツ語も、、、全部、今の幼稚園で教えてもらったんだなぁと思うと母親としては感慨深いです。

しかし・・・3歳児にそんな感慨や感傷は関係ないようです。
今の幼稚園は「一番好き」だそうですが、来月から通う幼稚園も既に慣らし保育初日から「一番好き」になったそうで、新しい幼稚園の話をすると「Yuppy(やったー)!楽しみなの!」目をキラキラさせて喜びます。

午後から園の皆で輪になってお別れ会をしてもらったそうですが、「どんな気持ちがしたの?」と尋ねると「気持ち良かった」との返事が返って来ました。ガクっ。

もしかしたら、さようならの感傷なんて、明日に向かって成長する3歳児のエネルギーが許さないのかもしれません。まぁ、いいでしょう。楽しかったんだものね。上出来です。


お別れの品として、絵本を贈呈しました。桃から男の子が生まれて鬼退治する話や親指くらいの大きさの男の子がお椀に乗って旅に出る話は、ドイツの子供達にどんな風に感じられるんでしょう(笑)