週末も忙し

冬とは対照的に日照時間も長く、からっとして過しやすいドイツの夏はイベント満載。
個人的には「全て忘れて夏を楽しむ」という状態ではないのですが、今週もまた忙しい週末でした。

土曜は幼稚園のイベント。
日本庭園でのお祭りです。はっぴ姿でソーラン節を踊る娘を観に行きました。「ソーラン、ソーラン」と一生懸命声を上げる子供達が、可愛過ぎ♥娘も頑張って踊っていました。
池に浮かぶ蓮の花、和太鼓の演奏・・・・とっても「日本」です。ヨーロッパ広しといえども
ここまでのクオリティーはなかなか無いです。

そして幼稚園の出し物終了と共に、そそくさと退散し、夜は子供達を夫に任せて、友人の40歳の誕生パーティーへ。ドイツ人は30歳、40歳、50歳と、節目になる誕生日を盛大に祝う習慣があります。この日も、町のKneipe(大衆居酒屋)貸し切ってのパーティーです。夫婦揃って参加が基本ですが、さすがに日本人の私たちは小さな子供をシッターさんに任せて夜外出するというのは気が引けて、私だけ参加になりました。今回のパーティーのテーマは「80年代のスター」。つまり、そういう仮装をして参加ということです。カーニバルの盛んなこの地ですから、ある程度本気で仮装しないと浮きます(汗)。ということで、私もそれなりの格好で参加。バタバタしていたため、家を出てから、この扮装を隠すコート等を持っていないことに気が付きましたが後の祭り。運の悪い事に、パーティー会場付近に車が止められず、某大型スーパーとショッピングモールの間の、大変人通りの多い中を怪しい扮装で一人、歩くはめになりました。心の中で「どうか知り合いに目撃されませんように!」と願いながら。

Kneipeに到着すれば、妙ちきりんな同類達が、80年代のヒットソングを歌い踊っており、ほっと一安心。それにしても、いつもながら思うのは、ドイツ人の同世代はママになってもパワフルです。今回のパーティーの主役も3歳児の母なのですが、日本ではママになると同時に、そんなパーティーを主催しようなどと言う世界からどんどん遠ざかり、「個」としての存在がどんどん薄まって行くように思いますが、そんな様子はありませんね。自国以外で暮らすことの醍醐味の一つは、こんな多様な生き様に触れる事が出来ることだなと感じます。

さて、翌日はデュッセルドルフの夏の一大イベント「Kirmes(移動遊園地)」。疲れていようが、これも、かねてからの長女との約束なので外せません。夫が体調が勝れない様子だったので、次女と留守番してもらい、サクッと行って帰って来るつもりが、ついつい長丁場になり、更に帰る道すがら、公園の遊具での遊びにも付き合わされ、ヘロヘロで帰還。晩ご飯作って、子供達をお風呂に入れて、寝かしつけたら日曜日もあっけなく終わってしまいました。

来週も月曜日から教授とのミーティングだの、次女の幼稚園との契約だの、こなさなくてならないことが色々あります。何なんでしょうね、、、、もっと、ゆったりと丁寧に物事にも人にも向き合いたいのですが、この頃、色んな事が「こなし仕事」になってしまっています。美しい7月だと言うのに。