夏休み?

今週で大学も全ての学部・修士の論文審査を終え、夏休みに入る・・・・・・予定でした。
しかし、実際のところ、様々な理由で審査が延期になったりしているようです。

すんなり行けば、私もこの夏で卒業でしたが、産休・育休で抜けたので、翌年の修士生のスケジュールに合わせる事になりました。つまり、最初の同期入学の友人とは基本的にはこの夏でお別れの筈でした。
しかし、蓋を開けてみると、7名の同期入学者中、今の時点で卒業確定したのは1名。翌週に審査が延期になっている友人が1名。この夏は結局7名中2名が(おそらく)卒業です。残りの5名のうち、既に2名はドロップ・アウト、私を含め残り3名が遅れて卒業・・・・したいと思ってます(汗)。何だか去年、教授陣の体制が変わってから、妙に審査や要求事項が厳しくなったような気がするのは気のせいでしょうか。。。。

既に卒業を決めた同期も、修士論文についての指導教官からのフィードバックが、とても酷かったようで、ショックでしばらく落ち込んでいた様です。最後ぐらい、もっと良い言葉をあげてもいいんじゃないかと個人的には思うのですが、文化の差でしょうか。「自分なりに理解しようと頑張ったけど、結局、自分はデザインの何たるかを理解出来なかったんじゃないかと思う。。。。」と呟いた彼の言葉が、時折、蘇ってグルグル頭を巡ります。だって、それ、私も同じ状態だもの!!!!理解出来た様に思えても、すぐ遠ざかっていくような、未だにそんなもどかしい日々ですから・・・・。

実は、もう一回、過去に読んだ基本的な文献などを読み直してアプローチを考えようと、今日は午前中に図書館で文献を調達してきました。きっと虫の知らせだったのでしょう。その行為自体、まるで、午後に起きる出来事を予知しているかのような行為でした。

午後は先日の論文のフィードバック・ミーティングでした。一応、全員、合格はしましたが、ずらっと並んだ教授陣からは、かな〜り辛辣なダメだしコメントばかりでした。「修士でしょ?学部生の中には随分上を行くものがあるわ。学外の人に、この中のどれも修士の論文だと言ってみせられないわよ」

・・・・・・そこまで言うか。。。。。。。。

厳しいコメントの後、来期からは先週の要求通り、修士専用の授業(?)の様な物を作って、この状況を克服すると告げられました。厳しいコメントをしたけれども、それを踏まえて、学校側も学生達をサポートするつもりなんだそうです。この飴と鞭。

私については、未だにマーケティングの論文みたいになっているので、このまま、次のステップに進ませることは出来ないので、じっくり来週、話し合う事になりました。

試験が終わって、それまでやり残していた用事を片付けたり、試験が終わってから会いましょうと言ってた友人とあったり、季節柄、子供達の行事やらパーティーやら目白押しで、正直、それ自体で疲弊気味でしたが、学業についても、ほんとは夏休みなんか取ってる状態ではないようでして・・・どっと疲れる木曜日の夜です。