St. Martinszug

11月10日は毎年、私達の住む地区でのSt. Martin祭の行列、St.Martinszugの行われる日です。
ドイツでは伝統的に、St. Martin祭ではガチョウを食べてお祝いするそうで、今年はご近所の友人宅に「伝統的なSt.Martinの食事を体験させてあげるよ」と家に招いて貰いました。

何かにつけて、いつもセンスの良さの光る友人です。でも決して贅沢ではなく、家の中はポップで暖かな若い家族らしい明るさに満ちています。本日のテーブルコーディネートも、とてもキュート!

初めて会ったときは、お互いに一歳だった友人の息子と我が娘。すっかり仲良しの幼なじみで、娘はこの日を心待ちにしていました。お家の中でも大騒ぎ。

何故かカーニバルの際のアライグマと怪獣の着ぐるみで仮装。

次女も混じって楽しそうでした。

そして、日が暮れると外にLaterne(ランタン)を持って集合。目の前の教会には子供達が手に手にLaterneを携えて集まっており、そこここからSt. Martinの歌が流れます。クリスマス・マルクトも素敵ですが、夜の闇の中に浮かび上がるLaterneに子供達のたどたどしい歌声、、、個人的にはSt. Martin祭の幻想的な風景がドイツの伝統行事の中で一番好きかもしれません。

数日前から、「St. MartinzugではずーっとJanneと手をつなぐの!」と言っていた娘は、その通り、ずっと手を繋いで歩いていました。近所のIdaちゃんも混じって、3人で親の方を振り返る事も無く、ずんずん歩いて行っちゃう背中を見ながら、この3年間の成長を感じました。


最後は恒例のSt. Martinとの写真撮影。初めて参加した年は、行列中、歩こうともせず、常に抱っこ。St.Martinと遭遇して号泣だったのですが、今年は満面の笑みです。二人ともお兄さんお姉さんになったね!