氷の世界

Erike2009-01-09



太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む                                        次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降り積む


自宅のバルコニーからの景色です。夜はライトアップされて、とても幻想的になるので、ドイツに居ながら、ドメな私は、いかにも東北の冬っぽい太郎・次郎のフレーズが頭をよぎったりします。

もう、4日もこんな景色です。一向に溶ける気配もなければ、夜にはさらに追加で降り積もったりします。温暖な広島育ちの私には、雪はわくわくするものの一つですが、平日に降られると、凍てつくアウトバーンを運転して通勤しなくてはなりませんし、外でお散歩する時間もないので、いま一つ、不完全燃焼(笑)

でも、今朝は、家の周りをお散歩する機会ができました。街路樹を抜けて、ドイツらしい冬景色を堪能していると、「太郎」も「次郎」もどこかに、行っちゃいました。

そんな中で、すれ違った3,4歳くらいの男の子が引きずっていた、白木で作った橇が素敵でした。小さいけど頑丈で本格的な感じのつくりで、とってもかっこいい。
ドイツにいると、何でも無暗に気合いを入れて、頑丈に大きく作ってあるので、小柄な私には重たかったり、手が届かなかったりして、げんなりすることも多いのだけれど、この「気合い(?!)」が、時折、機能美ベースの何とも言えないカッコよさを生み出したりしているので、あながち否定も出来ない。。。。

あの、橇、欲しい...。