So far, so good

渡独してから早いもので、もう一ヶ月が経過しました。

最初の一週間は自分の車が無かったので、一歳児抱えては遠くにも行けず、がらんとした部屋で陸の孤島状態でしたが、車を入手してからは、勝手知ったるデュッセルドルフ。平日、夫は帰りが遅く、当てにならないので、娘と二人でIKEAだのOBI(こちらの大手ホームセンター)に通い詰め、色々買い込み(電動ドリルまで!)、バスルームのガラスを半透明にするフィルムを張ったり、カーテンを自分で裁断して吊るしたりと、DIY駐妻をしてました。

基本的に、そんなことが得意ではないので、引っ越し時にはカーテンレールまで全部外して出ていく習慣のドイツにあって、前の住人がレールだけは残してくれていたことは救いでした(笑)。カーテンを買ってきて吊るすだけの日本とは大違い。

しかし、まだまだ部屋はがらんとしており、いくつか取り付けたい棚などがあるのですが、こちらの友人に「良く分かってない人がやたらと壁にドリルで穴をあけると、配線まで切っちゃうことがあるからね〜」と脅かされており、新品の電動ドリルを前にかなりビビっております。

また、丁度、夏休みが終わり、9月から開校するクラスも多いため、娘と参加するSpielgruppe(プレイグループ)なども色々調べて、良さそうなものに申し込んでみました。さすがデュッセルドルフ、日本人の子供対象のクラスもあったので、このクラスとドイツ人対象クラスと一つずつ、申し込みました。来月開校、、、実は密かに親の私が緊張しています。特に、後者のドイツ人クラス!!!!キャーーー。私のダメダメドイツ語で、どうなっちゃうんでしょう!あぁこんなにドイツと縁のある人生なら、もっと学生時代に真面目にやっておけば良かった。。。

あと、VHS(Volkshochschule=市民大学)では一授業あたり、なんと1.7Euroで託児を引き受けてくれると聞き、息抜きに通って見ようとしたのですが、娘の月齢が制限まで二ヶ月足りず、次の学期まで待つことにしました。実は二ヶ月足りないのはパンフレットを見て知っていたのですが、大目に見てくれないかなぁと思い、学校の建物見物がてら、受付事務局まで行って交渉してみたのですが、受付のおばさんが良い感じに共鳴してくれたところで、奥から怖いオバさんが出てきて、「ルールだからダメ!」と言われてしまいました。へへへ。ドイツでは月齢18ヶ月を越えない赤ちゃんの保育には特別な資格がいるみたいです。

それにしても、こちらで働いていた時と駐妻するのとでは見える世界が違うので、とても新鮮です。仕事していた時も初めての経験の連続で多くの出会いもあり刺激的な日々でしたが、猛烈に忙しかったこともあり、ドイツで「暮らす」という点での経験は薄かったんだなぁと気付かされました。近所のパン屋さんやお肉屋さんと顔なじみになったり、ベストなお散歩ルートを見つけたり、こちらならではの食材を試してみたり、市や教会が行っている子育て支援活動に詳しくなって見たり、、、生活者としての視点から見えてくる日本との違いなども、結構面白いです。