Rhabarbarの季節

今日は近くのスーパーでドイツ産の新鮮なRhabarbar(ラバーバ)を手に入れたので、ジャムを作ってみました。Rhabarbarとは英語名Rhubarb(ルバーブ)。

タデ科の植物ですが、日本ではあまり見かけませんよね。ドイツではよくパイやタルトの上に載せてあったり、ジャムにされていたりする、かなりポピュラーな植物です。酸味が強いのですが、お砂糖で煮ると、とっても爽やかな甘酸っぱい味になります。

今回は1㎏購入し、少しだけ、パイを焼く時に使う分を冷凍し、残りをお砂糖と余りものの白ワインと冷蔵庫に少し残っていた苺と一緒に煮てみたのですが、なかなか、好みの味のジャムに仕上がりました。(こんな感じ)。

夕方に完成したので、夕ご飯にはチキンをコリアンダーパウダーでソテーした上に、ソースのベースとして使ってみましたが、相性バッチリでした。手作りジャムはお砂糖の量を控えめにできるから、お肉料理にも使えて、大満足!春は冬には出回らなかった食材と再会できるので、嬉しい季節です。


さても、気になるは福島原発の成り行き。事が事だけに、ドイツにいても、気になって、再三、最新状況をチェックしていますが、子育て&家事の合間にWebで見るニュースだけでは、もうサッパリついていけません。

「X号機から白い煙」、「電気が通った」、「作業員が被爆した」、「浄水場から放射線が出た」と、細切れにアップデートされるニュースでは、個々の事象の背景やつながり、今後の対応等が今一つ、分かりません。日本でテレビなど見ていらっしゃる方は、要所、要所で、全体像が分かる報道などに接してらっしゃるのでしょうか。そうだと、良いのですが。。。。

しかも、この期に及んで、原発構造利権の影響でもあるのか、政府発表より事態は深刻であるという話も色々と流れているようです。ドイツでは当初から「政府や東電は真実を語っていない」という報道がなされ、一般的でリベラルな思想の持ち主(だと私が思っている友人)でも、同様の認識を持っているようで、始めは、「事故で海外に発表する余裕なんてないんだよ」と否定していた私も、段々、何が本当なのか、正直、分からなくなって来ました。こういう状態が一番良くないですね。

日本の原発については、知らなかったことがとても多く、いや、知ろうともしなかったこと、思考停止していたことが、あまりに多く、とても恥ずかしく思います。広島育ちなのに。

「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち」
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#

「日本の原発奴隷」
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm