合格通知

実はこの二週間ほど、毎日、悶々としながら、待っていたものがありました。

こちらの大学院の入試結果です。4月末までに結果を連絡するとのことでしたので、まさか本当に4月30日に連絡してくるとは思わず、毎朝、空のポストを確認しながら、悶々としておりました。

そして、最終日の今朝、ポストを見に行った夫が、急いで帰ってきました。手には大きな封筒を持って、「おーい、結果が来てるよ。厚紙が入って、大きな封筒だから、きっと受かってるよ!!」とテンション高く、言うではないですか。

「きゃーー!」と喜び勇んで、封筒を開けてみたところ、ドイツ語で、「結果が基準に達していました」とか「満足のいく点数でした」とか書いてあります。不審に思って、二ページ目をめくると、「筆記試験の結果・・・XX点」「口頭試験の結果・・・・XX点」。

「・・・・・・・」

夫が数週間前に受験したZD(Zertifikat Deutsch)というドイツ語試験の合格通知でした。もうっ!!!封筒の宛先はしっかり自分の名前がプリントしてあったにも関わらず、我が夫、封筒の大きさからてっきり私への通知だと思い込んで、慌てたようでした。まぁ、同じ気持ちで待っていてくれたのは有難いのですけど、朝から困ったものです。

結局、4月30日の郵便で連絡が来なかったので、来週早々に問い合わせることにして家族で外出することにしました。夕方に帰宅し、メールをチェックすると、受信箱に、合格通知が来ていました。まさか、メールで来るとは。。。。しかも土曜日に。受験の最初から最後まで日本の常識が通用しない世界でした(これについては後日ブログに書きます、多分。。)。しかし、これでようやく一安心です。

この冬は論文読んだり、研究計画書作ったり、ポートフォリオ作ったりと、かなり忙しかったのですが、もちろん昼間は娘がそんなことはさせてくれませんので、大半は夜中に睡眠時間を削っての作業でした。家族には迷惑を掛けないぞと意気込んでいたものの、締め切り前の追いこみの時期は、週末に夫が娘を連れて出てくれて、その間に集中して勉強させてもらったりと、本当に家族には感謝の気持ちで一杯です。

9月からは駐妻兼母親兼大学院生として、ケルンのデザインスクールの修士コースで学びます。これからが大変なのは間違いありません。。。無事、修士号Getできるかな。