師走の宴

先生も走る師走。イベントも多いし、今年は年末一時帰国するしで、慌ただしい日々です。先週末はクリスマス・マーケット三昧でしたが、今週末は「宴」な週末でした。

まずは幼稚園のクリスマス会。
「バザー」と聞いて、「もしや、日本の幼稚園で、母親が威信を掛けて出品すると言う、あのバザーが遂に私にもやって来たのか!」と恐れおののきましたが、娘の幼稚園のバザーは子供達と先生が作ったものを販売するという趣旨でホッと安心(笑)。収益は幼稚園の備品購入に充てられるそうです。

何種類ものケーキが並び、既に堪え切れないご様子の「食欲の子鬼」さんには、まずはケーキを購入。「どのケーキにするの?クリームは付ける?」と質問するドイツ人の先生に、前のめりでテキパキとドイツ語で回答する娘の逞しさに感服。食は強い!後ろで助け船を出そうと控えていた私は用無しでした。
手に入れたカップケーキ(ご本人の希望によりクリーム付き 笑)を、まずは淡々と食す娘。


ケーキやココアに加え、子供達がお菓子とお砂糖で作った「お家」や「雪だるま」も販売されています。年長の子供達が売り場を仕切っていました。買った端から、ラッピングを解き、躊躇なく、可愛らしいお菓子のお家や雪だるまにかぶりつく子供達。あちゃー、せっかく綺麗に出来ていたのに。。。その姿は破壊神さながらです。まさにお菓子天国。家で出来るだけ甘いものは食べさせないようにしているのですが、ドイツでは徹底するのは難しいです。お菓子の宴↓
私もノリでチョコレート・ケーキ食べちゃいました(笑)


一応、バザーですから、他にも販売されています。
これ、娘が作った「ランプ」(おそらく、娘はハート型の紙を貼っただけ)。娘の名前入り。3.5ユーロ也。


第二の作品は「クリスマス・カード」。娘の名前入り。1.5ユーロ也。かなり前衛的な作品となっております。


飲食の後はエンターテイメント。
娘は衣装に着替えます。1、2歳児は白装束で雪の精になります(注意:トイレットペーパーではありません)。この後、輪になってクルクル回りながらドイツのクリスマスソング「Schneeflöckchen, Weißröckchen」を歌いました。娘は朝幼稚園に行くときに「今日はクリスマスのダンスを見に行くからね、頑張ってね」と言うと、一言「むずかしい。。。」と言い放って出て行ったのですが、ちゃんと歌いながら回っていました。頑張ったね。


年長さん達は有名な「Jinglebells(ジングルベル)」や「O Tannenbaum(もみの木)」を歌いました。毎日の練習で年長さんが歌うのを聞いていたからか、娘は「O Tannenbaum(もみの木)」の歌が大好きで家でもよく歌います。更に街角でクリスマスツリーを見ると「あ!O Tannenbaumがあるよ!」と言い、もみの木=O Tannenbaumだと思っているようです。Oは英語のOhと一緒ですから、Tannenbaumだけで良いんですけど。。。



そんな楽しい幼稚園のクリスマス会の次は、大人のクリスマス会♪
同業他社のお友達家族とお家で持ち寄りランチしました。どちらも小さな子供がいるので、やはり外食より家が落ち着きますね。ついついグラスが進んで、大人4人でワイン3本、Glühweinを1本(Glühweinは家で友人が作ってくれました!)、計4本空けてしまいました。昼間なのにねー。年忘れ、年忘れ。。。

友人家族は鴨のロースト、サーモンの前菜、天むすを作って来てくれたのですが、その内、前菜と天むすは旦那様の作品でした。すごい!我が家は全く料理をしない夫だし、実家の父も全く料理しないので、まったく驚嘆!


忙しいけど師走のイベント三昧も楽しいものですね。