2013年カーニバル

今年のカーニバルも今日でおしまい。キリスト教的には明日、灰の水曜日(Aschermittwoch)からイースターまではお肉を食べない断食期間がはじまります。

毎年の事ながら、今年も賑やかな一週間でした。
まずは幼稚園のカーニバルイベント。Willichの会場で行いました。
会場内は大音響。大人も子供もかけ声に合わせて、机叩いたり、足踏みしたり、踊ったり、Helau!と叫んだり大変な騒ぎです。


長女も壇上から元気一杯に手を振り、楽しそう。


こちらの方は生まれてから一番の騒々しさに恐怖の号泣。



友達を呼んで妹を見せびらかすお姉ちゃんのお陰で、子供達に囲まれて更に号泣。
受難の一日となりました。「騒々しいのも人生のうち、早く慣れて下さい。(母より)」




更に翌週、金曜日には幼稚園で保護者抜きのカーニバル・パーティー
本人リクエストに基づき、衣装は妖精です。カメラを向けると片足を前に、手はスカートを持ち上げるポーズを取ったのでびっくり。幼稚園のお姉ちゃん達から習ったのかな?

そして週末は家の前にKarnevalzug(カーニバルのパレード)が通るので、ご近所さんや同僚を招いてカーニバル・パーティー。大人は飲んだり食べたり、子供はパレードの山車から撒かれる沢山のお菓子やおもちゃを拾って楽しい時間を過ごしました。



ドイツで生まれ育った訳ではありませんので、ドイツ人のカーニバルへの熱〜い想い(人によっては数ヶ月前からカーニバルの衣装について真剣に悩む 笑)を正確に理解する事は叶いませんが、彼らの「日常・非日常」のリズムを身近に感じながら、日本人が遠い昔から生きて行く為のバイオリズムに組み込んでいた「日常・非日常」に海の向こうから思いを馳せるのもなかなか一興です。

えっ?ただ、便乗して飲み食いして、楽しんでるだけだろうって?(笑)