離れたくない

一月は行った、二月は逃げた、そして早くも三月に突入。。。。
4月の私の大学院復帰、長女の転園に向けて最終準備の月です。

長女が新しく通う幼稚園ではMatschhose(泥よけズボン)を園に常備する必要があるので、購入したところ、本人大喜び。2歳の頃から通った幼稚園とのお別れで、母親の方は感傷的だというのに、本人はあまり認識しておりません。新しい幼稚園、とても楽しみな様子です。親としてはそれはそれで安心です。

私の方は、この夏学期は次女もまだ生後6ヶ月ということで、受講する授業は最低限に押さえて、預けるのは週に二日、しかも出来るだけ短時間となるようにスケジュールを組みました。その他の日は子連れ通学!図書館も指導教官とのミーティングも修士部屋での作業も、子連れで登場させてもらいます。それでもやっぱり、4月からの生活を考えると、ちょっとブルーになってしまいます。なんと言うか、本能的に娘と数時間でも離れるかと思うと、気持ちが不安定になります。もう、夏学期の生活を想像すればする程、「離れたくない、離れたくない、離れたくない、離れたくなーい!!!」と言う気持ちが。。。。卒業はしたいが、娘と離れたくはないという、なんと言う自己矛盾。自分でも飽きれます。

アメリカで子育てしていたり、夫の家業を手伝っている友人などは、仕事の関係上、やむを得ず生後3ヶ月から職場復帰していましたが、体力的にも精神的にもキツかっただろうなとつくづく思います(ホント、ヨクガンバッタ!)。私なんて、今年に入ってから、どうやったら母子が離れている時間を最少に出来るか、どこに預けるのが一番安心できるか、グルグル悶々と考えていると夜眠れなくなったりしていました。

そんな思いを知ってか知らずか、週に一日、2時間だけプロジェクトに参加しなければならない日は、なんと修士の友人が子守りしてくれる事になりました。修士部屋で論文書いているついでに見ていてくれるとのこと。修士部屋とプロジェクト・ルームは同じ建物にあるので、直前まで娘と一緒に居て、直後に連れて帰る事ができます。見ず知らずのベビーシッターさんにお願いするより、人柄の良く分かった人物に見ていてもらえるのは安心感が違います。本当に感謝の言葉もありません。

昨日はいろいろと用事があって次女を連れて学校にいってきました。修士部屋では終始ニコニコ。友人達に抱っこされてご機嫌な様子。Mensa(学内食堂)では珍しがって集まって来た食堂のおばちゃん達に囲まれて、これまたニコニコ。結構楽しんでいたようです。おばちゃんに教えてもらってMensaにはエレベーターがあってバギーと一緒に2Fに上がれることを初めて知りました。

いつか娘に「そうやってお母さんは皆に助けてもらって、あなたは皆に可愛がってもらって、無事、卒業したのよ」と言えるといいな。いや、なんとか卒業せねば。。。