AZUKI

ドイツのAZUKI、後日談です。

お砂糖も普通のスーパーで売っているグラニュー糖の細かそうなやつ(日本の様な上白糖は売ってないんです)を使い、お水だけは気を使って、BRITAで濾過した柔らかい水で炊いたのですが、ちゃんと日本で作るのと同じ味に仕上がりました。

さっそく、おしるこで頂きました♪


私のアンコ・レシピは母から教えてもらった普通のものですが、仕上げに塩をいれるところが一番好きなプロセスです。だらーーっと甘かったアンコが、塩で一気に深い甘さに変わるところがいい。なんだか人生みたいです・・なんちゃって。


久々のアンコ炊きの最中に、妊婦で帰国して実家に身を寄せていた早春の頃、大きなお腹で、桜餅用のアンコ作りながら、一人台所で、やさぐれてたのを思い出しました。


急遽の帰国で、やりたかったことも志半ば。「せめて引き継ぎだけは」と、妊婦だてら残業を重ねてたら、本社に知れて大目玉。最後は一番お世話になった大事な友達が私のお別れのプレゼントを買いに行ったお店で事故に遭って、ゆっくりお別れも出来ずに帰国。体調も心もメタメタの悲しい春でした。


まぁ、今じゃ、アンコの塩みたいなものですけどね(笑)